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新宿区耐震診断ステップアップ研修 [建築チェックマンが行く!]

今日は午後から新宿区耐震診断ステップアップ研修に参加しました。

制震構造の第一人者である東京工業大学の坂田広安教授から、制震部材による地震時の力学的な減衰についてお話しいただきました。

いわゆるダンパーとかアブソーバーですが、効果があるものとないものとあるようで、お話しを伺って納得しきりです。

今後は制震部材をなるべく取り付けて、耐震プラス制震のハイブリッドで長持ちする建物を造ろうと思います。


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木造耐火建築物設計講習修了証 [建築チェックマンが行く!]

先日受講した

「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会」の

修了証が先ほど届きました。

これで、木造でこれまで建築することができなかった
木造建築物の1時間耐火の設計をすることができます。

防火地域内はもちろんのこと、特殊建築物でも規模によってOKになります。

ますます、これまで実現できなかった木造建物の設計の守備範囲が広がりました。

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建具の不具合修正工事 [建築チェックマンが行く!]

竣工・お引き渡しをして約9ヶ月、竣工したところからメインテナンスが始まる。

概ね一年、二年というところでいろいろな不具合が出てくるものだ。

今回は建具である。

職人さんに手空きが無いため、なかなか思うように補正ができなかった。

やっと手が空いたので入ってもらった。

当初の建具屋さんには「そんな補正はやったことが無い!無理」と匙を投げられたので、そんな建具屋さんはさっさと変えて本当の建具屋さんプロに依頼した。

つまり、きちんとかつ美しくできる人に依頼した。

やはり、依頼してよかった!
上手くて仕事が綺麗だ!

はじめから頼めばよいのだろうが、かなりの遠隔地なので諦めていた経緯はあった。

でも、結果オーライ!

持つべき者はプロといえる職人さんである。

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横浜から千葉へ [建築チェックマンが行く!]

今朝は横浜市根岸の家のボーリング地質調査。
先週は大阪から芦屋へと忙しかったが、今週も先週に同じく飛び回っている。

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朝8:30に調査を開始し、そのチェックを終えたのち今度は千葉県八千代市へむかった。

過日の補修のダメ直しの確認である。

八千代市の現場は10:00の時点ですでに完了したとのこと。

仕事が早い!

では、早速現場を確認することにしよう。

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そして、帰りはいつも通りに洗車と給油である。

ガソリンは地域的にかなり安めの¥156円。

62.32リットルも入ってしまいました。



充実した一日 [建築チェックマンが行く!]

いよいよ今日は芦屋の現場の配筋検査で、明日はコンクリート打設です。

昼から弊社松本が現地入りしています。

わたしは午前中に某法人の評議員会議があったため、今大阪に向かっています。

が、本来は現場へ直行したいところですが、15:00から大阪では別の会議に出席です。

その後、会議で松本と合流し、17:30からその会議メンバーと情報交換。

これで宿泊先に戻れるかと思いきや、芦屋のお客様から連絡があり、急遽梅田で21:00にお会いすることになりました。

おそらく宿泊先に帰れるのは24:00というところでしょうか。

とても充実した一日を送れそうです。

ちなみに、大阪の会議とはISOの団体認証の更新審査です。

弊社はこのISO認証更新審査を19日(月)、20日(火)にすでに受検し、いろいろとご指導をいただきました。

21日(水)の昨日、22日(木)の本日は大阪メンバーの認証更新審査があります。

私は団体の代表を仰せつかっている関係で大阪のクロージング会議にも出席せねばなりません。

認証取得しているのは現在10社でして、大阪と東京にメンバーがいます。


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そりゃ、設計が悪いよ! [建築チェックマンが行く!]

今回も第三者チェックに出掛けて現場を即刻改善するように指摘したこと。

(画像がアップできなくてすみません。)

何気なくエントランスアプローチから玄関へ入っていく。

玄関から中は3LDKという間取りの木造2階建住宅。

バルコニーが無いので変だなーと思っていると屋上が3階に!

あれれッ、一低層地域というのにお知らせ看板も無く3階建ジャン!!

3階までの階段室踊り場と小屋裏収納とは区画はされているけど明らかに3階だけどなー。

構造図はと見れば2階建の「N値計算」!!!

うーん(>_<)

いいんかい??
2階建の計算で??

いや、そんなことは民間確認機関がチェックしているのだから私がとやかく言うのは変だ!


そんなことは管轄外!!!
どうでもいい!!


そんなことよりもっと、私を唸らせるものがあった。


これは民間確認機関も気づかない「初期的なプランの大問題!!」


それは玄関を出た時に気付かされた!


なッ! 、 なんと!!!


玄関ポーチとアプローチにあたる駐車場部分に耐力壁が間仕切柱状に突き出てきていた!!


駐車場の幅は道路から約2.4mと標準よりはやや小さめだが仕方がない。
玄関ドア幅も一般的な有効850mmサイズでこれも問題はない。

が、玄関ポーチ前に幅900mmの耐力壁が・・・。
玄関ポーチと駐車場を仕切るようにプランされているのだ!

図面を見ると壁芯寸法は900mmであるが、外装仕上げである!!!

つまり、外装はサイディングゆえ構造用合板の上に通気胴縁がきてサイディング。

なので、

芯々900-(52.5+9+15+14)x2=900-90.5x2=719mm

おいおいッ!!!!!

このまま完成したら玄関までの間でボトルネックができてますけど!!

有効幅719mmでは家具は入らんぜよ!!!


あいにく道路面にはデザインを意識してかスリット窓しかなく!

隣地との空きもなく!


幅750mmの家具はどこからも入りませんが・・・!!


そりゃ、設計が悪いわな~。(って、私は立場的に言いたくないけど・・・)

不動産屋は「そんなことは設計屋に責任を取ってもらいましょ!」って言うんだろうな~


安い設計料で建売住宅の設計をさせられて、
3階建の規模まで拡張されて2階建の構造計算で、
ボトルネックになっていることの責任を取らされて!!!


こうなりゃ、この設計者は自殺行為ですよ。
たかだか15万円くらいの設計料で倍額の補修工事費払わされるのだろうから・・・(>_<)

ちょっと、哀れだけど、耐力壁は動かないし!!!
道路側に窓を設置することぐらいしか逃げ道はないような気がします。

いずれにしろ、設計者がこのあたりは決めないとね。

頑張って!!!
設計者!!


って、お客さんがこの建売を買った後の引越しだったり、住んでからの日常まで考えてあげて~。


こういうこと、誰も気づかないまま進んでいるという大問題!!
潜んでいるんだな~~!!


どんな建物でも、買う前に私に相談してくださいね!!!




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こりゃ防水が悪い! [建築チェックマンが行く!]

第三者チェックに出掛けて現場を即刻改善するように指摘したこと。

(画像がアップできなくてすみません。)

それは、屋根勾配が12.5寸勾配という急なものの納まりである。

この屋根で注意しなけらばならないことは「ケラバ」と「軒天」の処理である。

急勾配にも関わらず、普通の屋根の納めをしてしまっている工事会社が大半である。

「甘いな~、甘い!!」

雨はどのように降るかを考えないと!!

意外にこのあたりは誰もが雨は上から降るという概念で工事しているのだ。


そうではない!!


雨は横から吹き込む!!


逆に、下から吹き上げる!!


なので、12.5寸勾配の屋根の「ケラバ」と「軒天」は出隅・入隅の外壁と考えねばならない!!


屋根ではなく!

外壁として考えよ!!ということ。

わかるかな~


だから、どこに防水をすべきか!


「ケラバ」はどのように加工すべきか!


今時の若い工事関係者はもちろんだが、往年の工事関係者もおそらく分からんだろうな~

こんなこと、気付かんだろうな~~
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コンクリートのひび割れ講演会 [建築チェックマンが行く!]

コンクリート地下室の設計監理を手掛ける私は「コンクリートのひび割れ」については何かよい技術対策がないものかをずーっと探ってきた。

これまで、コンクリートは密実に打設することが重要であることを命題に、多くのコンクリート建造物(地下室なども含め)を設計監理してきたが、未だ「ひび割れ」が生じないコンクリートは打設できずにいる。

ただし、「ひび割れ」といっても100μm(マイクロメーター)=0.1mm程度のものである。

つまり髪の毛程度の太さのひび割れは必ずと言ってよいほど生じてしまう。

多方面のコンクリート技術者に聞いても改善できずにいた。

有名な某コンクリートコンサルタントと一緒に仕事もし、対策もそのコンサルに従ったが、スランプ8cmにするなどいろいろとひび割れ防止策を講じたが、結果は「ひび割れ」を生じた。

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そんな中、今回は広島大学工学部 都市デザイン工学科の十河(そごう)茂幸主任教授の講演会があり、興味津々で参加した。

十河教授は明石海峡大橋や、LNG地下式タンクなど難易度の高い施工の技術支援を多数行っている方である。

主催は一般社団法人東京都建築士事務所協会賛助会員会ということもあって会員限定になっているのでそれほど多い参加者ではなかったが、講演では目から鱗の話が続いた。

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講演内容でもっとも興味深かった内容は、『「ひび割れ」は防ぐことができず、どのようなコンクリート構築物でも必ず入る』という。

なんと、十河教授によれば大きいひび割れは400μm=0.4mmは普通に入るという。

その話に私は「え、エッ!」と唖然としつつ、ある意味、安堵している自分がいた。

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確かにそのメカニズムを聞けば、納得がいった。

それはコンクリート自体の特性にあったのだ。

コンクリートは水とセメント、砂、砂利を混ぜ合わせる化合物ながら、そのほとんどが自然の中にある物質である。

だが、その中でセメント成分にある「ケイ酸系物質」と「カルシウム物質」とが化合することにより「水和熱」が生じて、その水和熱の温度変化がこの「ひび割れ」に作用していると説明された。

結果、その水和熱をいかに低減するかがその対策のヒントになることを説かれ、コンクリート発注時の配合計画がいかに重要であるかを力説された。

この力説にあるコンクリートの配合計画は、これまで弊社が行ってきたことにほかならず、単位水量やセメント量や骨材量などの設計が正しいことの裏付けとなった。

世の多くの現場ではこうしたコンクリートの配合計画に重要ポイントがあり、その配合計画を指示するのは設計者でありながら、その配合が判っていない設計者が多いことか!

コンクリートは型枠の中にただ流し込めばよいものではない。

1立米13000円もするコンクリートなのだから、きちんと発注しなけらばならないし、技術的なこととして『打設』がいかに密実に打設されるかを工事監理者として指導しなけらばならない。

今回は弊社の技術に対してとても有効で、これまでの技術的裏付けとなる講演会であった。


新旧交代 [建築チェックマンが行く!]

ずいぶん長い間お世話になった現場用の安全靴を新しい靴に変えることにした。

前回購入したのは確か茨城県牛久市の現場に通っていた頃にジョイフル本田・荒川沖店で購入したと記憶しており、かれこれ8年くらい前ではなかったかと思う。

当時から安全靴といえばつま先鉄入りの黒の短靴が主流だったけど、この靴は赤茶だったので買ってみた。

こんなに長くは使うつもりはなかったけれど、けっこう愛着は湧くものでボロボロになればなるほど足にはシックリくるわけで、底がすり減ってソールパターンが消えても使っていた。

ある意味では雨の日などはソールのグリップが効かず「非」安全靴になってしまった。

瑕疵検査でもこの靴を使っているので履いて出掛けた現場数は1000棟を優に超えている。

「買い替えなくちゃなー」と思い続けていたところ、先日の春分の日にジョイフル本田・瑞穂店内に入ったところ、作業着コーナーを通過する中で偶然この作業靴が目に止まり早速試着。

デザインは昔のままながら色が黒に変わっており、オシャレっぽいワークシューズに見えていい感じ。

これからまた、この靴にお世話になると思う反面、これまでの靴が体験した1000棟はないだろうなーと。

それだけよく頑張った靴である。

感謝!! 感謝!!

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ポスト発見 [建築チェックマンが行く!]

最近、郵便ポストのデザインが変わってきている!

建物デザインに合う、格好良いスキッとしたデザインのポストにはなかなか遭遇できずにいる。

先日はちょっとおしゃれなデザインポストを採用してみた。

ネットで購入することがここ10年ほどの習慣なので、無論ここにはない。。。

さて、先日ジョイフル本田にてポストたちを発見。

このコーナー、けして個体のデザインがGOODとは言えないけれど時代を少しづつ反映している兆しかと。

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ホームセンターレベルなので望む方に無理があるとは思うけれど、品数は増えてきた。

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でも、やはりデザインはいまいちだなー。

コンクリートの打ち放しの壁にならスキッと!埋め込めそうな気もするけれど。

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