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四川大地震、岩手・宮城内陸地震に学ぶ・・・都市計画的二方向避難の必要性 [まちづくり は ひとづくり]

大型の地震が相次いで起きた。地震は自然エネルギーの摂理なので防ぎようがなく、いかに受け入れるのかが大事なのだ。
 このところ頻発する大型地震で今回の四川大地震と岩手・宮城内陸地震に共通することは「内陸」で発生したことである。
 この「内陸地震」の被害の特徴は二次被害があるということで、ひとつには「川が土砂崩れで堰き止められて『天然ダム』ができてしまい、次第にこのダムが周囲の雨水や土石流によって満杯となり、やがて決壊してさらに大きな土石流を発生せしめるというもの。
 もうひとつは、がけ崩れなどによって生活道路が寸断されて緊急患者群の搬送や被災地救援活動の支援をはじめ、生活救援物資が届けられないということの2点だろう。
 特に後者の主要道路の確保に関する教訓は実に重要で、ダムに向かう道路や離村などへの道路は都市計画上でも『二方向避難』の原則は必要と思われる。
 一般の建物でも『二方向避難の原則』は考慮対象であり、そうした意味でも一方向だけではなく「町と町」、「村と村」を貫通して二方向から救援ができる体制を施策することは必須と考える。
 これが本来の『都市計画』であり、高速道路の建設や延伸よりも優先順位としてとても上位に大事だと考える。

cosugi : 2008年06月17日 07:42


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