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一般の大型建築工事の受注でも公平な監視役(クライアントサイドのマネージャー<建築士>)は絶対に必要 [地下空間が人生を変える!]

羽田拡張で受注調整
入札JVを一本化  複数関係者が証言

羽田空港の再拡張工事をめぐり、大手ゼネコン「鹿島(東京都港区)と「大成建設 (東京都新宿区)が、2005年3月の入札の前に、共同企業体(JV)を一本化するなど受注調整をしたうえで、建設各社を巻き込んだ主導権争いを展開していたと、複数の受注会社幹部が朝日新聞に証言した朝日新聞2007/01/04朝刊記事を読んで

やはり大型の施設では受注調整はあるという臭いはする。

これまでにいくつかのスーパーゼネコンと
建築工事見積りのやり取りをしてきているが
彼らの「力関係」には凄いものがある。

何というか「底辺からひっくり返してしまう」ような力だ。

素人の私達には見えにくいがプロ集団(職人)集団の中では
「号令ひとつ」というニュアンスだ。

だから、クライアントの財産を守らねばならない私達は必死となる。

何が真実で、どこに信頼が措けるのか。

彼らの営業行為の裏側にある習慣化した統制力をよく読んで
その底辺から注意深く改善していかないと悪しき習慣は変わらない。

過去に「某造船会社」と組んで大型案件の仕事をした経験からすれば
今日のこの記事の向こう側にある業界の体質はかなり根深いものがある。

が、如何なるときも原点に帰れば
建築士という「士(サムライ)」としての資質が問われる時代となり
「士」の「士」たる規範を以っていかにクライアントをお護りするか
これが必要な時となってきている。


cosugi : 2007年01月04日 13:31


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